BONZE
bodhimandala

お坊さんの小話(法話)
〜浄土真宗〜

正信偈
(正信念仏偈)
【書き下し・現代語訳】
[其の二十三]

三不三信誨慇懃
像末法滅同悲引
一生造悪値弘誓
至安養界証妙果

【書き下し】
三不三信の誨、慇懃にして、像末法滅同じく悲引す。一生悪を造れども、弘誓に値いぬれば、安養界に至りて妙果を証せしむといえり。

【現代語訳】
 また、念仏するだけでは、頼(たよ)りなく不信を感じることがあります。それは、信心の中に疑いがおこり、迷いが出てくるからです。でも、そんな疑いや迷いの心をバネにして、ますます聞法に励めば、念仏の確かさに改めて気付きます。
 念仏は、お釈迦さまが生きておられた正法(しょうぼう)の時でも、亡くなって五百年のちの像法(ぞうほう)の時でも、千年以上が過ぎた末法(まっぽう)の時でも、通用する確かな教えです。
 たとえ一生の間、悪を重ねた人間でも、弥陀の誓願(せいがん)を信じて念仏するならば、浄土に生まれて悟りを開く身になることが約束されます。

前項 正信偈 次項

正信偈トップ


↑TOP

パソコントップ
モバイルトップ
更新履歴
小話(法話)リスト
浄土真宗とは…
0408.jpの訳…
お勤め基礎知識
お経
BONZE bodhimandala
お問い合わせについて
便利帳


Copyright © 2010
BONZE
bodhimandala
お坊さんの小話(法話)
〜浄土真宗〜
all rights reserved.