BONZE
bodhimandala

お坊さんの小話(法話)
〜浄土真宗〜

正信偈
(正信念仏偈)
【書き下し・現代語訳】
[其の二十四]

善導独明仏正意
矜哀定散与逆悪
光明名号顕因縁
開入本願大智海

【書き下し】
善導独り仏の正意を明らかにせり。定散と逆悪とを矜哀して、光明・名号因縁を顕す。本願の大智海に開入すれば、

【現代語訳】
 中国の善導(ぜんどう・613〜681)は、『観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)』の本当の意味を明らかにしました。心を静め瞑想(めいそう)して浄土を求める人、とにかく修行して自分の努力で浄土を求める人、自分の犯(おか)した罪に悩む人など、すべての人に善導は、「ただ念仏」することを勧(すす)めて、他の修行を必要としませんでした。
 如来の光明(こうみょう)は、人が南無阿弥陀仏と名号を念ずるところに、光り輝いています。そして、人は念仏することによって、本願の智慧の大海に迎えられます。

前項 正信偈 次項

正信偈トップ


↑TOP

パソコントップ
モバイルトップ
更新履歴
小話(法話)リスト
浄土真宗とは…
0408.jpの訳…
お勤め基礎知識
お経
BONZE bodhimandala
お問い合わせについて
便利帳


Copyright © 2010
BONZE
bodhimandala
お坊さんの小話(法話)
〜浄土真宗〜
all rights reserved.