【書き下し】
極重の悪人はただ仏を称すべし。われまたかの摂取の中にあれども、煩悩、眼を障えて見たてまつらずといえども、大悲、倦きことなくしてつねにわれを照らしたまうといえり。
【現代語訳】
自分の中に悪を感じる。それは法律にふれたり、道徳に反するというのではありません。自分の中の嘘(うそ)やいつわり、「オレが正しい、オマエが悪い」、「損した得した」、そんなことばかり考えている自分の浅ましさに、やりきれない思いを痛感することです。そんな人こそ、聞法(もんぽう)して、本願を信じ念仏する身になるべきです。
もし念仏する身になっても、煩悩はいつでもおこってきて、つい念仏を忘れてしまう時があります。しかし、その時でも如来の大悲は、常に私を照らし続けているのです。それが、道理です。
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