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〜浄土真宗〜

正信偈
(正信念仏偈)
【書き下し・現代語訳】
[其の三十]

弘経大士宗師等
拯済無辺極濁悪
道俗時衆共同心
唯可信斯高僧説

【書き下し】
弘経の大士・宗師等、無辺の極濁悪を拯済したまう。道俗時衆ともに同心に、ただこの高僧説を信ずべしと。

【現代語訳】
 三つの国の、お釈迦さまをはじめ七人の高僧は、本願念仏の教えを弘(ひろ)めました。そして、利害、損得、愛憎(あいぞう)、駆(か)け引き、本音(ほんね)とたて前ばかりの世界に生きて、汚(よご)れて、傷つき、悲しみ、生きあぐねている人々に、大きな安らぎの世界を指(さ)し示したのです。
 道を求めている人、他の教えに熱心な人、目立たない平凡な人、社会的な地位名声のある人、仏教に無縁(むえん)の人、どんな人でも、この高僧方が身をもって証(あかし)した本願念仏の教えを、どうか信じてほしいと願わずにはいられません。

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